【訪問看護日誌】「転んで起き上がれない」─すぐに駆けつけた先で感じた信頼

こんにちは。全力善会訪問看護ステーションえのもと 代表の榎本です。
今日は、訪問の最中に起きた“緊急訪問”のお話をさせてください。

いつも通り訪問している最中に、一本の電話が入りました。
「転んでしまって起き上がれない。できるだけ早く来てほしい。」
声のトーンからも、不安と焦りが伝わってきました。

ちょうど近くで別の利用者さまの訪問を終えたところだったため、すぐに駆けつけました。
ご自宅に到着すると、ベッドからずり落ちてしまい、自力で起き上がれない状態。
幸いにもケガはなく、ほっと胸をなでおろしました。

落ち着いた後、ご本人が「やっぱり榎本先生だね」と笑顔で言ってくださいました。
その言葉を聞いて、「最後に頼りになる存在でありたい」と改めて感じました。

その方の自宅生活も、残り10日ほどとなりました。
これから施設に入所されますが、ありがたいことに、入所後も訪問看護を続けさせていただく予定です。

今、この瞬間をどう過ごすか。
限られた時間だからこそ、できることを全力でお手伝いしたいと思います。
訪問看護の仕事は、まさに“いのちのそばにいる”仕事だと改めて感じました。

訪問看護を通して出会う一つひとつのご縁が、私にとって大切な学びです。
これからも、利用者さまやご家族の笑顔を支えられるよう、全力で寄り添っていきたいと思います。
今日も全力全快で頑張ります!

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