【訪問看護の現場から】「夜を安心して過ごせた」

──尿カテーテル交換で見えた在宅支援の力

こんにちは。全力全快訪問看護ステーションの榎本です。
この「訪問看護日誌」では、日々の訪問で出会った利用者さんとの温かいエピソードをお届けしています。


2025年10月17日(金)の夕方、90代の男性利用者さんからお電話をいただきました。
尿道に**カテーテル(バルーン)**を留置している方で、
「尿が少し漏れているようなんです。痛みはないけど、明日にでも交換してもらえませんか?」とのご相談でした。

お話を伺うと、「忙しい時間だから」と遠慮されていたご様子。
しかし、夜間の不快感や不安は身体的にも精神的にも大きな負担になります。
そこで、「今日のうちに交換しましょう」とお伝えし、すぐにご自宅へ伺いました。


17時半頃には新しいカテーテルへの交換が完了。
「いやー、助かったよ。病院まで行くとなると大変だからね。」
そう言って笑顔を見せてくださったその表情に、私もホッと胸をなでおろしました。

在宅での医療的ケアは、こうした**“その時に必要な支え”**を届けられることが何よりの強みだと感じます。
「困ったときに頼れる存在」でいられるよう、これからも迅速で丁寧な対応を大切にしていきたいと思います。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次