【訪問看護日誌】最期まで寄り添う覚悟と“笑い合える関係”

こんにちは。全力善会訪問看護ステーションえのもと代表の榎本です。
今回は、私にとって心に残る“信頼”のエピソードを一つご紹介します。

ある利用者さまとの会話の中で、「くるくるぱーになっても来てね」と笑顔で言われました。
その一言が、とても印象的で忘れられません。
冗談のようでいて、その奥には「ずっと頼りにしているよ」という気持ちが伝わってきました。

その方は認知症を患っており、判断が鈍くなったり、短期的な記憶が薄れてしまうこともあります。
それでも私が伺うと、「また来てくれたのか」と笑顔で迎えてくださいます。
そうした瞬間に、言葉以上のつながりを感じます。

私は冗談まじりに「棺桶に入るまで面倒みさせてもらいますよ!」とお伝えしています。
もちろんそれは笑いながらのやりとりですが、心の中では本気です。
最期までお看取りする気持ちで訪問を続けています。

訪問看護の現場では、病気や症状だけでなく、“心”を支えることが何より大切だと感じます。
これからも、笑い合いながら信頼関係を築ける看護をしていきたいです。

訪問看護を通して出会う一つひとつのご縁が、私にとって大切な学びです。

これからも、利用者さまやご家族の笑顔を支えられるよう、全力で寄り添っていきたいと思います。

今日も全力全快で頑張ります!

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